大学から看護師を目指す人には、いったいどのようなメリット・デメリットがあるのか紹介していきたいと思います。
大学進学から看護師になるのがステータスに?
看護師になるには「高校を卒業したら看護学校に通い、看護師の国家試験を取得、そして就職」という流れが一般的です。
そんな中、最近では「大学に進学をして看護師を目指す」というルートを選択する学生が増えてきている傾向にあります。
近年、医療の目覚ましい進歩と看護技術の多様化が進んでいるため、ただの看護師だけでなく、専門看護師、認定看護師などの専門的な深い知識と技術を身に着けた看護師が必要とされているためです。
実際、岡山県の総合病院でも多くの認定看護師が働いています。
これから看護師を目指すのでしたら、そういった専門分野の知識を勉強していく覚悟が必要でしょう。
4年制の看護大学では、卒業と同時に保健師や助産師の国家試験受験資格を取得できますし、大学によっては深く踏み込んだ看護の知識・実践授業を行うことが可能です。
大学で知識と技術を身に着けておけば、就職した後のキャリアアップにも必ず役に立ちます。
看護大学・看護短大から看護師を目指すフロー
高校卒業後、希望の大学を受験 | |||
---|---|---|---|
1年目(19歳) | 看護大学(4年) | 看護短大(3年) | |
2年目(20歳) | |||
3年目(21歳) | 看護師国家試験受験資格取得。合格すれば看護師に | ||
卒業後、病院や施設に就職または進学 | |||
4年目(22歳) | 保健師・助産師国家試験受験資格取得 合格すれば保健師・助産師に |
進学 | 就職 |
各コースのポイント
・看護大学(4年)…卒業後は看護師国家試験受験資格とともに、保健師・助産師の国家試験受験資格も取得できる。合格すれば保健師・助産師として働くことも可能。
・看護短大(3年)…高卒で看護学校に通った人と同じタイミングで資格取得&就職ができる。
・看護短大(3年)…高卒で看護学校に通った人と同じタイミングで資格取得&就職ができる。
大学に進学して看護師を目指すメリット・デメリット
メリット
・卒業後に看護師国家試験受験資格が得られる
・4年制なら保健師・助産師の国家試験受験資格も得られる
・国家試験合格率がきわめて高い
・その大学の附属病院なら就職が楽
・大卒という経歴がつく
・選択コース・大学によっては、養護教諭などの資格も取得できる
・就職先の幅が広い
・大学院に進学する道も選べる
・専門的な知識を学ぶことができる
・4年制なら保健師・助産師の国家試験受験資格も得られる
・国家試験合格率がきわめて高い
・その大学の附属病院なら就職が楽
・大卒という経歴がつく
・選択コース・大学によっては、養護教諭などの資格も取得できる
・就職先の幅が広い
・大学院に進学する道も選べる
・専門的な知識を学ぶことができる
デメリット
・学費が高い
・入学試験の難易度が高い
・4年制だと看護師として勤務するのが遅くなる
・大学の選択肢が少ない県も
・入学試験の難易度が高い
・4年制だと看護師として勤務するのが遅くなる
・大学の選択肢が少ない県も
岡山県の看護大学
看護学科のある岡山県内の大学
・新見公立大学(看護学科)
・岡山県立大学(看護学科)
・岡山大学(保健学科看護学専攻)
・川崎医療福祉大学(保健看護学科)
・山陽学園大学(看護学科)
・吉備国際大学(看護学科)
・岡山県立大学(看護学科)
・岡山大学(保健学科看護学専攻)
・川崎医療福祉大学(保健看護学科)
・山陽学園大学(看護学科)
・吉備国際大学(看護学科)
短期大学
・川崎医療短期大学(看護科)