看護の技術・知識に自信がない人

看護師の資格をとるまでの道のり

看護師に必要な技術・知識は日々変化しています。
常に努力が必要とされますが、ちょっと自信がないという方におすすめの就職先などをアドバイスしています。

看護師には高い技術・知識が必要

看護師の勉強をする女性のイメージ写真看護師は、医療や看護の高い技術・知識が要求されます。
もっとも患者さんに触れ合う機会が多いのが看護師ですから、患者さんの変化に早急に気づき医師に報告したり、自分自身で適切な処置を施さなければいけません。それにより、患者さんの命を救うことにもつながります。
看護師という資格は国家資格ですから、それだけ重大な任務を課せられているという意識は必要でしょう。

また、医療技術・看護技術は日々進歩しているので、もし看護師が出産や育児で数年間離職し、いざ現場復帰をしようとしてもなかなか元のようにはいかず、復職の大きな壁となっているのも現状です。

新人看護師の場合は、ベテランに比べて経験も浅いですから、どうしても知識や経験では劣ってしまいます。これは仕方ないことではあるのですが、患者さんにとっては同じ看護師。早く知識や技術力をアップさせなければならないでしょう。

若葉のアイコン知識や技術のレベルが低い人は看護師失格?

技術に不安のあるナースのイメージ写真では、知識や技術レベルが低い人は看護師失格なのでしょうか。人によって能力は違いますし、勉強したいと思っても、残業・夜勤などにより阻まれることも覚悟しなくてはなりません。経験年数だけは一人前でも知識・技術レベルがそれほど高くないという人も中にはいるでしょう。

もし、大きな総合病院に勤務していて、どんどん後輩看護師に知識や技術を追い抜かれてしまう、いつまでも半人前扱いされてしまう、という人は転職を考えてみてはいかがでしょうか?
もちろん看護師失格だから、他の仕事を探せ、といっているわけではありません。

看護師として別の仕事をしてみるということです。看護師の仕事は何も病院だけではありませんから、執着せずに自分にあった職場を探してみるのも自分や患者さんにとってベストな選択になるかも知れません。
星のアイコン高い知識・技術がなくてもOKな就職先

クローバーのアイコン診療所やクリニック、地域の病院
入院設備がないところだと常に外来ですから、医師がいる状態で看護業務をおこないます。それほど高い知識・技術がなくてもやっていけます。
クローバーのアイコン保育園や小学校の保健室
看護師として患者さんをみるという仕事とは少し離れますが、子供が好きだという人は保育園や小学校の医務室勤務もいいかも知れません。それほど高い知識や技術が必要なく、万が一の場合には病院に向かわせるだけでもOKなのです。
クローバーのアイコン一般企業の医務室
学校同様、一般企業でもスタッフの健康状態を保つために設置される医務室があります。
具合が悪くなった人、怪我をした社員の応急処置を主な仕事とし、万が一には病院に向かわせることもできますから心配いりません。